6月9日は「鍵のロックの日」。自宅に不審者が侵入しないためにも、鍵をかけることは大切です。ところが、鍵穴に接着剤を入れるいたずら・嫌がらせも存在しています。
そこで今回は、鍵のロックの日について紹介します。また、鍵穴に接着剤を入れられた際の対処法や、いたずらや嫌がらせの防止に役立つグッズもピックアップ。
あらかじめ知っておけば、被害に遭った際に落ち着いて対処できますよ。この機会に、ぜひチェックしておいてください。
6月9日 が「鍵のロックの日」なワケ
6月9日 が「鍵のロックの日」とされているのは、英語で鍵を「ロック（Lock）」と読み、「ロッ(6)ク(9)」と語呂合わせができるから。この記念日は、錠の取り扱い業者の団体である日本ロックセキュリティ協同組合（JL）によって制定されました。
「鍵のロックの日」には「自宅の鍵を見直して防犯意識を高めてほしい」という願いが込められているのだとか。
鍵穴に接着剤を入れられたらどうしたらいいの？
ところで、鍵穴に接着剤を入れられるといういたずらがあるのを知っていますか？鍵穴にアロンアルファのような接着剤を入れられてしまうと、鍵を差せず自宅に入れなくなってしまうのです。
このような嫌がらせは、元交際相手とのトラブルや近隣トラブルが発展して至るケースがあります。
新婚ステハゲ、自宅への嫌がらせ被害を告白「鍵穴に接着剤が…」https://t.co/1SzzjNeIc0
— ユーチュラ-YouTubeランキング (@ytranking) 2020年11月19日
▲YouTuberが鍵穴の嫌がらせを受けた例も…。
では、鍵穴に接着剤を入れられたら具体的にどんなことをすればいのでしょうか？ここからは、具体的な対処方法について解説しましょう。
①警察に通報する
何よりもまず、警察に通報して「器物破損」の被害届を出しましょう。自宅に入れなくなるとパニックになってしまうかもしれませんが、部屋の中を荒らされたりしていない点は不幸中の幸いです。
1回のいたずら・嫌がらせで犯人が捕まる可能性は低いそうですが、今後エスカレートしてしまう場合もあります。さらに被害に遭わないためにも、早めに警察に相談しましょう。
②鍵穴を確認する
警察に連絡したら、鍵穴を確認してみましょう。接着剤が流し込まれた場合、奥まで入り込んでいないことがあります。その場合は、ドライバーを使って取り出してみましょう。
また、接着剤の熱への弱さを利用して、ドライヤーで温めて取り出せることもあります。
ただし、無理に取り出そうとしてしまうと、鍵穴を傷つけてしまうこともあります。難しい場合は、鍵屋に連絡しましょう。
③鍵屋に連絡する
自分で取り出せなかった場合は、鍵屋に連絡してください。鍵屋に確認してもらい、修理または鍵交換をしてもらいます。
接着剤を入れられてしまった場合は、細かい点まで接着剤が入り込んでしまうことも。こうした特徴から、交換になることが多いです。
鍵穴のいたずらを予防するには？
では、鍵穴のいたずらを予防するにはどうしたらいいのでしょうか？今回は3つの対処法をご紹介します。
鍵穴のカバーを設置する
鍵穴に接着剤を入れられないようにするには、鍵穴そのものにカバーをかけるといいでしょう。
こちらは様々なタイプの錠前に取り付けられるカバーです。0000〜9999の中から数字を選べて、後から何回でも変更できます。取り付けも簡単なので、いたずら防止にも安心ですね。
防犯カメラ・センサーライトを設置する
一体誰がいたずら・嫌がらせをしているのかを知るために、防犯カメラやセンサーライトを設置してみてください。設置するだけで「誰かに見られている」という意識が湧き、いたずらをしなくなるケースもあります。
防犯カメラを設置するなら、ワイヤレスの防犯カメラがおすすめ。取り付けも簡単で、一般的な防犯カメラに比べて半分以下の値段で購入できます。
さらにアプリと連動させればスマホから映像を確認することもできますよ。
そしてセンサーライトを設置する場合は、モードを切り替えられるセンサーライトが効果的です。こちらのセンサーライトには「防犯」「常灯」「帰宅」の3つのモードがあります。
防犯モードの際、外部の人が一定時間を超えて滞在しているのを感知すると、点滅して威嚇してくれます。こうしてモードを切り替えられると、シーンに合わせた動きができるので効果的です。
電子錠に変更する
自宅の鍵を電子錠に変更すれば、鍵穴のいたずら・嫌がらせをなくすことができます。
こちらの電子錠は暗証番号で入退室できるもので、鍵を持たずに外出できるようになります。さらに暗証番号のごまかし機能がついているので、盗み見られることもありません。
電気工事も不要なので、取り付けも簡単です。
鍵のトラブルは鍵屋に相談しよう！
今回は「鍵のロックの日」を紹介しました。鍵穴にいたずらをされてしまうと、鍵を修理したり交換したりしなくてはなりません。いたずらをされてしまう前に、防犯カメラを設置するなどの対策をしておくと安心です。6月9日に、ぜひ自宅の鍵を見直してみてください。
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